ブログやWebサイトを運営する上で、“Google Search Console”は必須ツールですよね。
これがないとGoogle検索結果にすら掲載してもらえないので、検索流入が見込めません。
まずはGoogleさんに自分のブログの存在を知って確認・巡回(クロール)してもらうために、サイトマップ(XMLファイル)が存在します。
ですがサイトマップにしっかりとURLを掲載し登録したにもかかわらず、折角書いた記事やコンテンツがGoogleに認識されないケースがあります。
今回は、その中でも「検出 – インデックス未登録」という状態の対処法を3つご紹介します!
著者: グー |
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Search Consoleで「検出 – インデックス未登録」が出る理由
「検出 – インデックス未登録」を検索するとGoogleのヘルプページが最初に見つかると思います。
その中ではこの現象の原因には、
と記載されています。
しかし、Googleのジョン・ミューラーは、これからご紹介する動画で全く別問題であると回答しています。
※公式ヘルプサイトの記載と担当者発言が違うと言うのはいかがなものかと思いますが、この際それは置いておきましょう。
では、動画と共に解決策3つを紹介していきます!
Search Consoleの「検出 – インデックス未登録」解決策3つ + 1
ジョン・ミューラーが動画でお話ししている解決策は、以下の3つです。
このどれかで、解決ができると言っています。
こちらが、その動画セッションになります。(内容の話が始まる11分あたりから再生されます。)
勿論、英語なので苦手な方は字幕をオンにするなどして見ることをおすすめします。
Search Consoleでは、Googleが把握しているWebページの99%が「検出されたが現在はインデックスされていません」と言う形で除外されています。
「検出されたが現在はインデックスされていません」と言う状況が、どういうことか詳しく説明すると。
サイトマップや内部リンクを通して、Googleは該当のページを検知はしている・存在を知っているということを指しています。
つまりGoogleは、そのページの存在を認識はしているが、現時点でそのページを巡回(クロール)するほどの価値や質が無いという判断をしている。
ということになります。
この状態になることがよくあるサイトの要因としては、以下が挙げられます。
- ページ数が多い
- 内部リンクが複雑化している
- コンテンツ自体の問題
- 自動生成ページのみが掲載されている など
Googleが、そのサイトに対してコンテンツを複数認識していたとしても、
それぞれのコンテンツが同じ価値のページと判断するとインデックスする必要性がないと判断。
なので、インデックス登録をしない。という状況が起こるんです。
では、解決策について順に見ていきましょう。
1. URLの類似・重複を確認する
まずは、最初にURLをチェックしましょう。URL自体に問題がある可能性があります。
- 様々なパターンのURLを生成していませんか?
- “非常に似ている”ようなページがありませんか?
URLの文字列やパラメータなど、大文字・小文字などそれらを含めて重複したコンテンツが存在しないか確認しましょう!
もし見つけた場合は、“URLを類似・重複しないよう変更”してみましょう。
2. 内部リンクで辿れないページがないか確認する
次に、内部リンクがインデックスさせたい全てのページへ繋がっているかを確認しましょう。
これが繋がっていないページはGoogleBotが巡回(クロール)する際に、ページに辿り着けないことになります。
なので、あなたのWebサイトの全てのインデックスページが辿れるのか確認しておきましょう。
私のおすすめは、Screaming Frogなどのようなクローラーツールを使ってテストができます。
このようなツールを利用して、自分が意図したページを全て辿れているのかチェックします。
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3. ページ品質を高めるためにページ数を減らす
1のURLも問題なく、2のツールを使ってもURLを辿れ巡回(クロール)も問題なければ、
次はページの質について考える必要があります。
たとえば、数千万ページのWebサイトがあったとして、そのサイトの99%のページがインデックスされていない状態だとしましょう。
このWebサイトの一部のみしかインデックスされていない場合。
そんなときにはページ数を思い切って50%以下に減らしてみましょう。
数千万ページあったときにはGoogleに価値があると判断されなかったページも、ページ数を減らすことでGoogleが「価値がある」と判断する可能性があるからです。
単純にページ数を減らすことも一つの手ではありますが、類似内容のページを結合して一つのページにまとめたりブラッシュアップして整理することも効果があると言えます。
これらが、Google担当者がおすすめする3つの解決策です。
(番外編) 4. robots.txtやnoindex付けていないですか?
番外編ですが、そもそもページ自体をGoogleの巡回(クロール)から除外設定をしてしまっているケースも考えられます。
noindex設定をページheaderに設定していないかや、robots.txtで除外のパターンに含まれているURLやファイルになっていないかも合わせて確認しておきましょう。
さいごに: 「検出 – インデックス未登録」は気付きにくいのでSearch Consoleを定期的にチェックしましょう
「Google担当者がおすすめする3つの解決策+1」いかがでしたでしょうか。
今回紹介した「検出 – インデックス未登録」解決策はこの3つ + 1でした!
私もこのブログで、月に1,2件はこの「検出 – インデックス未登録」問題に出会うケースがあります。
ページ数は消して多くないですし、記事のリンクが辿れないと言うこともWordPressでテーマを使っている以上。起こる可能性は少ないでしょう。
大体は、1番目の「1. URLの類似・重複を確認する」を確認してURLを変更する等対処をすれば解決します。
ただ、この除外のエラーについてはSearch Consoleを見ていないと気付きにくいと言う点があります。
定期的にSearch Consoleは見るようにしてインデックスがされていないページがないか確認することをおすすめします。
折角作成した記事などのコンテンツを漏らさず世界に提供できるように監視はしっかりとしていきましょう!
是非、参考になれば嬉しいです。
では、また!
コメント
最近、インデックス未登録って多いですね。
私も、同じ話題で記事を書いています。
いろいろな対応策があるようで、参考にさせていただきました。
ありがとうございます。
コメントありがとうございます!
そうですねー、Googleさんが中で何しているかはわからないので、ちゃんとチェックして対応を繰り返すしかないですかねー。