「同じ失敗を繰り返してしまう」「失敗ばかりして成長できない」と悩んでいませんか?
現代は物凄い速さで進化しています。その渦中で、あなたは常に挑戦をしていかなければ取り残されていってしまう時代だと言えます。
人生の中で失敗することは必ずあります。それを成功の糧とするために今回は、「成功に導く良い失敗をする方法」についてご紹介していきたいと思います。
あなたが、日々大小さまざまな挑戦をしていく中でやはり付き纏うのが”失敗”。
この世界で失敗をしないで生きるのは不可能です。新しく挑戦をするときに失敗がつきものなのは当然ですが、やり慣れた作業の中にも落とし穴が潜んでいて、時にそこに躓くこともあります。
ただ失敗をしたということは、あなたが「挑戦をした」という証明にもなるので、自分を褒めてあげましょう。
しかし、次の成功へ繋げていくための糧に出来なければ、その失敗の意味はなくなってしまいます。
失敗はただ経験すればいいという訳ではないのです。
それは当たり前のことなのですが、失敗した直後の不安定な精神状態では当たり前のことができなくなることも多いです。
ここでは、そんな失敗を無駄にしないための方法を紹介していきたいと思います。
著者: グー |
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失敗は決して無駄ではない
失敗は、全く悔やむ必要はありません。
挑戦した結果、成功するに越したことはありませんが、もしあなたが得られたものが失敗なのであれば、成功と同等に喜ぶべきです。
なぜなら、その失敗を糧により良い成功を導き出せる可能性があるからです。
「無からは何も生まれない」よく宇宙の起源等で語られる議論で有名な言葉ですが、これはこの成功と失敗にも言えることです。
何もないところから成功は生まれません。では、何から成功は生まれるのでしょうか?
ズバリそれは、失敗の積み重ねです。
言い換えれば、挑戦の積み重ねとも言えます。
ですので、失敗したからと言って悔やんだり落胆したりする必要はないんです。
むしろ、笑ってよい。良いエネルギー源を見つけたかの如く胸を張って次に進む権利があなたにはあります。
しかし、失敗を失敗のままで終わらせていては、何も意味がありません。
悪い失敗をする人の特徴
失敗を活かしてこそ良い失敗です。では、悪い失敗をする人とはどんな人でしょう?
これからお話しする特徴にもしあなたが当てはまっているとしたら、これから先の成長はないかもしれません。
でも安心してください。この後にどうすれば良い失敗へ繋げていけるかも合わせて解説していきます。
まずは悪い失敗をする人の特徴を確認していきましょう。
挑戦しない人
- 失敗したら、他者に怒られる・嫌われる
- 失敗したら、自分が損をする
そうした恐怖や自分を守るために何も出来ない・しない人は、失敗もしません。
そもそも何もしていないので失敗のしようがないのです。
では、悪い失敗も無いのでは?と思うかもしれません。でも違います。
失敗しないというだけで、成功も成長もない。
「挑戦しない」この行動こそが、人生最大の失敗となることをまだ知らないだけなのです。
同じ失敗を繰り返す人
もう一つの特徴は、挑戦はするけれども同じ失敗を繰り返してしまう人です。
- “失敗を振り返ろうとしない”
- “なぜ失敗したかわからない”
つまり失敗の原因を追求しないまま、「あぁ失敗しちゃった、まぁいいかっ」で済ませてしまう人のことを指します。
これでは、失敗を次の成長に繋げられず、成功も成長も一向に手にできない状態が続きます。
失敗を前提に挑戦する人
続いては、挑戦をする前に「失敗は経験になるから」という気持ちをもって挑戦する人です。
なぜなら、失敗を前提として成功や成長をイメージして挑戦できていないため、成功や成長を得られる可能性が極端に低くなる精神状態だからです。
挑戦するのであれば、少なくとも成功や成長をゴールに見据え行動していく必要があるでしょう。
でも大丈夫です。次の章を読んで意識を変えることで失敗を自分の力にしていくことができます。
良い失敗に変える9個の心得
さて、失敗を良いものにしていく方法を順に見ていきましょう。
1. 失敗の原因を考える
失敗をそのまま放置するのでは、同じ失敗を繰り返す原因を作ってしまいます。
まず失敗をしたら原因を追求しましょう。
ここでやってはいけないことは、「表面的」な原因に囚われてしまうことです。
例えば、職場であなたの同僚が書類の入力不備というミスを犯してしまったとしましょう。
確かにミスをしたのはその同僚ですが、ミスをしてしまった原因は同僚の多忙なスケジュールによるものであったり、フォーマットが入力の漏れやすい構成担っているところにあるのかもしれません。
“同僚のミス”という表面的な原因に囚われてはいけません。
その奥にある「根本的な原因」に目を向けて改善方法を考えていきましょう。
2. 失敗の影響範囲を考える
あなたが失敗した時、その失敗はどういう影響を誰に及ぼしたのか考えてみましょう。
その影響範囲を改めて把握することで、いかにその失敗が重大であるかを再認識することができます。
そうすることで、次に同じ失敗をしないという意識が生まれます。
3. 失敗の視野範囲を広く
自分の失敗を振り返り、同じ繰り返しをしないことは勿論大事です。
それが出来るようになったら、周りの失敗にも目を向けてみましょう。
同僚の失敗・チームの失敗・会社の失敗など、その失敗は、自分の行動で回避する方法はなかったのか・どうすれば回避できたのか。
こう考えることで、より成長スピードを加速してくことができます。
4. 失敗するのも良い経験、と最初から開き直らない
失敗は良い経験になりますが、最初から「失敗すると良い経験だから」といって行動するのはやめましょう。
失敗するつもり失敗するのと、成功するつもりで失敗するのとでは、後者の方が強く心に残ります。
成功するつもりであれば、準備にも力が入ります。それで失敗すれば失う物も多い。
だからこそ、次こそは成功してやる!という奮起に繋がりますし、なぜ失敗したのか振り返りにも目が向けられます。
5. 失敗の対策は、具体的に
失敗をしてしまったあとに誰しも「次は気をつけよう」「次は頑張ろう」と思うと思います。
しかし、これだけでは次に同じ場面に出会った時に、何をすれば失敗しないのか分からない状態になってしまい同じ失敗を繰り返してしまいます。
そうならないためにも、失敗の対策を具体性をもって整理しましょう。
なぜ失敗したのか自分に繰り返し問うことで、より深い原因を認識でき、次の行動への指針が見つかります。
6. 失敗の対策は即考・即実行
失敗したら、5番目の方法で具体的に対策をすぐ考えましょう。そしてすぐに実行に移しましょう。
「鉄は熱いうちに打て」と言われるように、失敗の印象が強いうちに対策を打つことで自分の中に失敗経験を刻み込むことができます。
人間は忘れる生き物です。失敗や嫌な思い出は忘れるように精神構造ができています。
なので、忘れて対策が打てなくなる前に解消してしまいましょう!
7. 失敗をチャンスに
5,6で話してきたように、対策の即考・即実行を行うことで失敗したあなたの株を上げることも出来るのです。
失敗に対して、誠実に対応したことにより逆に信頼感や信用を勝ち取るチャンスを得られます。
このチャンスをすかさず取り込み成長へと繋げていきましょう!
8. 根底にある自信は失わない
失敗を繰り返すことで、自分の中の自信が揺らいでしまう時もきっとあるでしょう。
しかし、自信喪失した精神状態では、成功するものも成功できなくなってしまいます。
“7. 失敗をチャンスに”で話したように、失敗は成長や信頼を勝ち取るチャンスなんです。
そのチャンスは挑戦したからこそ得られたものであり誇れる行動なんです。そう考え根本の自信は無くさないようにしましょう。
9. 再び挑戦する
そして、常に更なる挑戦へと繋げていきましょう。
失敗を成功に導くためには、挑戦し続けることが必須条件です。
一度失敗すると、「もうそれを経験したくない」「失敗しそうな状況にはなるべく近づかない」と思いがちです。
しかし、それでは何も行動できない人に後戻りしてしまいます。
1~8の方法を意識して、常に失敗を解析して次の挑戦への糧としていくことが、成功への近道なのです。
さいごに: 失敗は恐れず楽しもう!
さて、ここまで良い失敗をする方法について解説してきました。
失敗を恐れていては、あなた自信の成長や周りからの評価を得ることは難しいでしょう。
しかし最初から失敗しても良いやと挑戦するのも少し違います。
しっかりと成功をイメージし、それに向かって行動した結果の失敗を積み上げ分析し改善する。そして次の挑戦への糧としていくことが大切です。
この失敗や行動を順序立てて分析して考えていく思考を論理的思考(ロジカルシンキング)といいます。
もし興味のある方はこちらの記事もおすすめです。(プログラマ・エンジニアを目指していない方でも読める内容となっています。)
これが出来るようになれば、今後のあなたの人生は華やかでとても充実したものになっていくことでしょう。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
また、別の機会にでも他の気になる記事がありましたら読んでいただければ幸いです^^
あなたの人生の少しでも力になれたのなら、嬉しい限りです。
では、また。
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