「スマホアプリエンジニアって、毛色がすこし違う」
そう感じているエンジニアの方は多いのではないでしょうか?
私事ですが、僕は自社サービスを運営している企業に勤めています。
Webサイト、ECサイト、アプリ。それぞれ存在するサービスを担当していて、サーバーサイドエンジニアとして仕事をしていました。
しかし、2019年末にスマホアプリエンジニアの転職にともないスマホアプリ開発担当者が不在となる事態に…
そこで部長から「アプリ担当してみない?」とお声が僕にかかったわけです。
僕個人としては、スマホアプリ開発に興味はありました。
しかしサーバーサイドの開発と比べると、ライフサイクルやアプリ開発特有の概念・アーキテクチャがあり、手がなかなか出せず時が過ぎていました。
僕は、これをチャンスと捉え「アプリ開発を強制的にできる環境に身を置ける」と、アプリ開発担当としての一歩を踏み出したのです。
2020年末現在では、アプリエンジニアのリーダーを任されており、業務委託アプリエンジニアの取りまとめをしています。
今回は、アプリ担当を依頼されてから1年間で何をしてきたのか、アプリエンジニアになるために何をすべきなのかをまとめました。
著者: グー |
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自社サービス企業エンジニアの転職は突然に
自社サービス企業エンジニアの方々は、結構自由人でワクワクしたい人が多いです。
いきなり転職の話が出てくるのは日常茶飯事なんですね。(まれに急に来なくなっちゃうとかって人もいます)
なので、誰かがやっていた仕事が急に自分に降りかかってくるケースも多々あるということなんです。
まだSIerなどの、属人化をさけるような運用をする形をとっている現場はまだよいですが。
特に自社サービス企業のエンジニアは、他の人の担当だから自分に関係ないという意識は捨てておくべきだと思います。
エンジニアの引継ぎ期間は1ヶ月
自社サービス企業のエンジニアの引継ぎは、常々1ヶ月です。
会社やメンバーに気を遣って2、3ヶ月先に転職するなんて、余裕を持つ人は珍しいと思います。
次のワクワクが待っている現場に早くいきたくて仕方ないんです。
もちろん有給消化もあるので1ヶ月ない可能性も大いにあります。
待っていてはいけません。吐かせにいきましょう。
スマホアプリエンジニアになるまでにやったこと、やるべきこと
では、サーバーサイドエンジニアの僕が「アプリやってみない?」と急に言われスマホアプリエンジニアになるまでにやったことをご紹介していきたいと思います。
前任者のアプリエンジニアが転職する前に聞きまくる
一番重要なのは。前任者のアプリエンジニアからノウハウを全て、聞き出すこと。
これはエンジニアだけに言えることではないですが、前任者は全知全能の神とも言えます。
そんな存在でもある前任者のアプリエンジニアから何も聞き出さないというのは、冒涜と同じです。
- アーキテクチャは?
- プログラムの構成は?
- デザインパターンは?
- アプリの申請・リリース方法は?
- CIツールは?
などなど
MarkDownで書かれたページを渡されて、「これが全てです。」と言われてから後悔しても遅いんです。
スマホアプリプログラミング言語のオンラインスクールを受講
僕個人としては、HolloWorld程度でしかスマホアプリ開発は触れたことがなく、IDE(Xcode,AndroidStudio)の使い方とかもいまいちわかっていませんでした。
スマホアプリプログラミング基礎部分を補ってくれたのが、オンラインプログラミングスクールでした。
僕が受講したのは、TechAcademy(テックアカデミー)です。
オンラインプログラミングスクールが乱立している中、受講者数No.1はかなりすごいです。
導入から全て家やカフェから自由に学習を進めることができます。
スマホアプリ以外にもさまざまな学習コースがあり、初心者から現在エンジニアで働いている人まで幅広く受講できます。
また、現役のエンジニアがメンターとして担当についてくれることも心強かったです!一度独学で挫折した方も心折れずに再挑戦できると思います。
とにかく1画面!1人で作ってみる!
「とにかく1画面!1人で作ってみる!」これに勝るものはないと思っています。
生のサービスの画面を一つ作るという経験は、個人や初心者の方では簡単にできません。
しかし、現場の人間であり、引き継ぐ人間であれば、すんなりやらせてもらえますし、渋られてもやるべきです。
1画面だけで良いです。それを前任者のアプリエンジニアが転職する前にやりましょう!
そして、前任者のアプリエンジニアが転職する前に聞きまくるを繰り返していきます。
これで最強の学習コンボの出来上がりです。
さいごに: やりたかったことが、やらなければならない環境になるのはチャンス!
今回は、サーバーサイドエンジニアの僕が「アプリやってみない?」と急に言われスマホアプリエンジニアになるまでにやったことについて書きました。
僕は元々、「スマホアプリ開発やってみたいなぁ〜」なんて、軽い気持ちでも前向きに思っていたのでよかったですが。
これが特に興味なかったりしたら、かなり大変だったと思います。
そんな方にもとりあえずやったこととやるべきことは、通ずるところがあると思いますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
逆にいうと、少しでも「スマホアプリ開発やりたい!」という気持ちがある方であれば、この状況は間違いなくチャンスです!
独学で力をつけなくても現場のノウハウを吸収して急成長できるチャンスなんです!
(大事なので2回言いました)
それを僕は掴みました。そして現在スマホアプリ開発のチームリーダーとして働かせてもらっています。そして、年収もUPしてもらいました。
またまだ、スマホアプリ開発の技術的には業務委託のメンバーに及びませんが、力をつけてきたつもりです。
スマホアプリエンジニアの需要が高まる中、こういったチャンスを逃す手はありませんよね!
目の前にチャンスが転がってきたら、迷わず掴みにいきましょう!
素晴らしいエンジニアライフが訪れますよう^^
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