エンジニアへ転職する際に会社の情報がなくて、「どんな会社を選んだらいいのか」「どんな会社が自分の希望に合っているのか」わからないことは多々あることです。エンジニア未経験であれば尚更です。
そこで「カジュアル面談」を僕はおすすめします!今回は、カジュアル面談は面接とは何が違い、どんなメリットがあるのか詳しく解説していきます!
先日、とあるオンラインプログラミングスクールの受講生の女性からこんな質問を受けました。
未経験からエンジニアに転職を考えていてこのスクールを受講していますが、
転職に関して、どんな企業がいいのかどういう業態の会社がいいのか、業界知識がなく選ぶのが難しいです。
なんとなく転職サイトを眺めてみたりインターネットで調べたりしていますが、何が良くて何が悪いのか判断が出来ません。
企業のことをもっとよく知る方法はないですか?
著者: グー |
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さまざまなIT系企業のエンジニア環境
未経験からエンジニアを目指している方、エンジニアへ転職を考えている方。
転職エージェントを利用するのも確かに一つの手ですが、各企業の情報を収集するのにインターネットだけでは分かりませんよね。
「どんな職場環境で」
「どんな働き方をしているのだろう」…etc
そんな単純な疑問を解消できないまま、なんとなく面接をしても真に心から入社したいと思えなければ身が入りませんよね。
本当のエンジニア職場の環境
やはり企業ホームページやエンジニア転職サイトの掲載情報では、表面的な情報しか手に入りません。
細かい情報というのは精査されて、不要なものは省かれていることが多いです。
またエンジニアメンバーは入れ替わる場合があるので、掲載情報として常に更新する必要が出てきてしまうためエンジニア全員が掲載されることはほぼないですね。
エンジニアの職場の雰囲気についても、基本的にPR用の良い雰囲気での写真などを意図的に撮影して掲載されていることも多いので、鵜呑みにするのはどうなのでしょう。
エンジニアの職場を直接みることで、やはり感じることがあります。
雑然としているオフィスなのか、すごく整っているのか、働いているエンジニアの雰囲気はどうだったかとか。
これはすごく重要なことで、これから働くかもしれない空間のこと
そこが汚かったり、すごい疲れている感じの人が多かったりしたら行きたくないですよね。
そういうエンジニアの職場環境や仕事内容を詳しく知った上で、応募を検討したい。
そんな情報を集められる場が「カジュアル面談」です!
カジュアル面談と面接
面接されたとかって、他のブログで書かれてたりするけど応募して大丈夫なの?
そんなカジュアル面談への疑問が浮かんでくると思います。次の章から順に解説していきます。
カジュアル面談と面接の違い
面接を行う前にカジュアルな形式で、お互いに情報交換しましょうというものです。
転職活動の方向性が明確でない方や、今後のキャリアプラン形成などを含め、少しでも興味がある会社・企業と一度顔を合わせてお話しましょうということですね。
こちらは、ご存知の通り。
互いの質疑応答で、人事担当者または面接担当者が、応募者に対して、
キャリアプランや自社の社風・サービスに適応する人材か、今後自社に貢献してもらえる人材かを判断する選考の場
違いは上で書いた通りですが、カジュアル面談の定義自体は、企業によってまちまちです。
書類選考が事前にあったり、カジュアル面談と言いつつ選考要素が混ざっていたり、カジュアル面談前に「今回は、カジュアル面談にしますか?1次面接にしますか?」と確認をしてくる場合もあるようです。
そういう場合にも備えて、最低限の準備はしておくべきです。
※準備に関しては、下の「カジュアル面談への準備」の章で記載します
カジュアル面談の企業側のメリット
カジュアル面談なんてして企業側はなんのメリットがあるのでしょうか。
未開拓の人材に幅広く出会えることが期待できる
特に中小企業は、サービス自体の認知度などが低いことなどから応募が少なく人材不足に悩んでいます。
そこで、自社を紹介できるカジュアル面談を行うことでエンジニア転職希望者への認知度を高め人材獲得にプラス効果を与えます。
大企業でも、各部署・複数サービスを持つ中で各サービスごとでカジュアル面談を行い、その部署ごとに色を出して人材を募集することができます。
人材不足が加速する昨今、カジュアル面談というのは企業側として一種の宣伝効果が見込めるということです。
また、経験者・未経験者に関わらず、能力のある人材に出会える可能性が広がるというところも大きい。
カジュアル面談の応募者側のメリット
さて、あなたのような応募者側としてはカジュアル面談でどのようなメリットがあるのでしょうか?
エンジニアが働くオフィスの雰囲気を見ることができる
直接、そのサービスを開発しているエンジニアとカジュアルに話せる
企業のホームページや転職サイト・インターネットなどの口コミ、転職サイト掲載情報だけではわからなかった企業内部の情報を得ることができるのは大きな点です。
また、開発エンジニアと直接会えることで仕事の雰囲気や力を入れている点などを聞くことができ、より具体的な仕事姿を確認できます。
そして働く場所や人を直接見れるのは、あなたがこの職場で仕事しているイメージがつきやすくなりまたモチベーションにも繋がることでしょう。
カジュアル面談への準備
たとえ、カジュアル面談だからと言って、何も準備をしないで向かうのは失礼です。
少なくとも企業側は業務の時間を削って、あなたに会ってくれるわけですから企業側も何か収穫を得ようと準備をしてきます。
気を抜かず準備はしておきましょう。
カジュアル面談企業について調査しておく
これは面接でも面談でも、関係なく当たり前のことです。
事前に自分で調べてわかる範囲の情報は仕入れておきましょう。
代表的な情報はこんな感じですかね。
開発しているサービスについて
最近のプレスリリース
また、この調べた情報について気になる点があればメモしておきましょう。
自分のキャリアプランや応募の動機をまとめる
こちらも面接でも面談でも同様です。
応募した理由はどういったものか
あなたは、何を実現していきたいのか
ここは難しく考えず、自分の将来像をどうイメージしているか、カジュアル面談の応募時に気になったことやキッカケを整理しておけば良いと思います。
カジュアル面談で、聞いておきたいことをまとめておく
カジュアル面談では、ざっくばらんに質問できると思います。
聞きたいこと気になることをどんどん質問しましょう。
※例えばあなたが女性ならどれくらいの女性比率なのかとか聞いてみてもいいと思います
どんな技術・プログラミング言語を使っているのか
どんなサービス展開を今後考えているのか
一日の仕事の流れや最近の開発話
勤務状況や休日・残業のこと(最近はあんまりこれ系のことを聞いても答えてくれますが、聞き方には注意です)
※残業を絶対したくないような雰囲気で聞くのはマイナスだとは思いますが…
…etc
勿論、丁寧に失礼のない範囲で質問をしてくださいね。
本選考ではないにせよ、少なくともあなたの人柄とか素行は見られていると思って行動はすることをおすすめします。
ガンガン!カジュアル面談いきましょう!
気になっていた企業のことを知れるおおきなチャンスです。
私個人も転職の際に限らず、定期的にカジュアル面談に応募して話を聞きに行ったりしています。
新しい会社や気になった会社があれば、時間作って会いにいきます。
カジュアル面談は、新しい情報や技術、そして人を知ることができますし新鮮な感覚をいっぱい味わえると思います。
それが転職を考える先なのであれば尚更です!
カジュアル面談で企業内部の状況を知った上で、本気度・モチベーションを上げて面接に望みたいですね!
カジュアル面談応募おすすめサイト
Green
直接企業とやりとりができ、間にエージェントが挟まらないので自己アピールできる方はかなりオススメ。
私も転職でお世話になってます^^
Wantedly
こちらは企業がいっぱい集まったSNS形式のサービス。こちらは登録企業がブログを書いていたりポップな感じの企業が多いイメージです。
私も登録はしていてブログ配信なんかを楽しくみさせてもらってます^^
TechAcademy [テックアカデミー]
プログラミングオンラインスクールを主とするところですが、転職サポートがありカジュアル面談の応募も対応してくれるそうです。
プログラミングを学びながら転職活動もできるダブルメリットなサービス^^(私もSwift講習受けました)
今だけ!無料体験できます!-> TechAcademyの無料体験
転職目指すなら!-> 未経験からエンジニアを目指すTechAcademy Pro(エンジニア転職保証コース)
さいごに
ここまででカジュアル面談についてとお勧めする理由等を書いてきましたが。
現状コロナの影響でほとんどの企業がリモート面談や面接を採用していることでしょう。
そんな状況でも、直接現場のエンジニアと話をできる機会は貴重です。
コロナが落ち着いたら社内を見せてもらうもよし、
カジュアル面談で他の人にも会ってみたいと伝えれば対応してくださる企業もあるかも知れません。
そういう自主的な発言や意見・提案は、企業側の人にとっても新鮮かつアピールの一つになると思います。
この状況下でも諦めず交渉してみるのも重要ですね。
あなたの転職・就職活動に少しでもお役に立てていただけたら幸いです!
では、また。
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